こんにちは。
2019年の11月16日から12月14日までのおよそ1ヶ月間、カナダのバンクーバー島で暮らしていましたジローです。
ここではたくさんの動物に囲まれて過ごしました。ニワトリ、羊、ウサギなどなど。
僕の旅の中で最後のworkawayを行った場所でしたが、半年間で向上したはずの英語で苦戦するという事態も発生。
今回はそんな「動物に囲まれて過ごし、英語で苦戦してしまったバンクーバー島でのworkawayの体験」がどんな感じだったかについてご紹介していきます!
目次
今回お世話になったworkaway先のホストさん
今回お世話になったのは1人の女性のホストさん。
農家であると同時にバンクーバー島の大学で教師もしているという2足のわらじを履いています。
大学では、環境や農業系の授業の他にハリーポッターを題材にしたクラスもあるのだそうな。
今年のテーマは「スネイプとハリーの関係性に学ぶ友情のあり方」だそうです。
面白そうな授業をやっていますよね(笑)
僕もぜひ学んでみたいです。
僕が訪問した時期は、たまたまテスト期間ということもあり一日中レポートの採点に時間を追われて忙しそうでした。
テスト期間は生徒も大変ですが、教師も同様に大変なのですね。
生徒のレポートの出来が良いクラスと悪いクラスがあり、「悪いものは添削多すぎて、いくら時間があっても足りない。」とかなり嘆いていました(笑)
僕は大学に戻ったら少しでも先生を楽させるためにも、しっかりいい点数を取って良いレポートを作成します。
workaway先での一日の流れと仕事内容について
一日の流れを表にまとめてみましたので、まずはこちらをご覧ください。
07:30 起床
08:00 仕事開始
09:00 朝食
10:00 仕事再開
12:30 昼食
13:00 休憩
16:30 仕事再開
17:30 仕事終了
19:00 夕食
22:00 就寝
見ての通り仕事自体はそんなに多くなかったです(笑)一日の流れは大体こんな感じです。
一日の流れを詳しく見ていきましょう。
毎朝7:30あたりに起床します。顔を洗ったり身なり整えてホストさんに挨拶をする感じですね。
8:00になると仕事が始まります。
仕事内容は主に3つ。ここで飼育している動物に関するものです。
・ニワトリ小屋の扉を開け、エサや水をあげて、フンを掃除する ・羊に干し草と水をあげる ・うさぎにエサと水をあげる |
この3つ。
ニワトリ小屋は大きい方と小さい方の2種類あり、それぞれの掃除をするのが割と大変でした。
一夜にして小屋の中がフンで汚れます。
スコップやハケを使ってそれをかき集めていました。
次に羊の世話。
羊は全部で7頭。大きい羊が4頭と子羊が3頭です。
いつもメエメエ鳴いていて可愛かったですよ^^
干し草を持っていくと恐ろしいくらい近くに寄って来ます。
一度だけゴンッとど突かれました(笑)
羊に干し草と水を与え終わったら、最後にうさぎにエサをやって朝は終了です。
ここのホストさんの土地はかなり広かったので作業するのは結構時間がかかりました。
端から端まで歩くのに8分くらい。
朝の作業は大体1時間~1時間30分くらいですかね。
9:00頃に仕事を終え、朝食を食べます。
そのときに今日やる仕事の説明を受け、10:00に仕事再開。
その内容は2時間~3時間で終わるものがほとんど。
あるときはニワトリ小屋の地面に撒かれた古い藁を取り出し、新しい藁を敷き詰めました。
敷き詰められていた古い藁は、ニワトリのフンで固まっていたりして重さがあります。
一輪車でそれを運ぶのですが、足場が悪いため何度もよろけながら運びました。
ここで除去した古い藁は、畑の肥料として使うのだそうな。
またあるときは、クマか何か捕食動物に壊されたうさぎ小屋の修復をし、うさぎたちを移動させました。
ノルマ型なので、早く終わればその分自由時間が増えました。
仕事が終わったら12:30頃に昼食を取り、その後は16:30まで自由時間。
ここのホストさんがハリーポッターを教えているということで、ハリーポッターシリーズを視聴していました。
全作品を見たことがなかったのですが、面白いものですね。
英語版しかなかったので、リスニングの強化がてら視聴をすることに。
内容がわからなかったところはグーグルでハリーポッターの解説記事を読んで解決していました。
16:30になったら仕事を再開。仕事内容は朝と似ています。
・ニワトリを所定の部屋に戻し、卵を回収して小屋の扉を閉める。 ・羊を所定の部屋に戻し、エサをあげる。 ・うさぎを小屋の中に戻す。 |
の3つ。
これも大体1時間ほど。
ニワトリがなかなか元の場所に戻ってくれないので時間がかかることも多々ありましたが^^;
17:30頃に仕事が終了します。
仕事が終わったらお風呂に入ったりして身支度を済ませます。
それで19:00頃に夕食を食べる。
夕食が終われば自由時間で、僕は副業したり映画を見たりしてました。
たまにホストさんとサイコロを使ったゲームをすることもありましたね。
そんなこんなで22:00頃に就寝して1日が終わります。
英語が全く伝わらない!
ここでのworkaway中にかなり英語に苦戦を強いられました。
ここのホストさんはネイティブだったこともあって、英語が聞き取れないことが多々。
そして聞き取ってもらえない^^;
5ヶ月間他の地域でWWOOFとworkawayをしてきたのに、ここでは英語が伝わらなくて自信をなくしました。
発音とかアクセントしっかり勉強しておくべきだったなと後悔、、、
最初の頃は言いたいこと伝わらないわ、仕事内容を間違えるわでめっちゃ怒られるし。。。
ホストさんがレポートの採点に追われてピリピリしていたのもあったと思います。
場所変えようかと本気で悩んだんですが、なんとかうまく乗り切れました。
英語が伝わらないときの対処法
正直に言うと「これが一番!」といった対処法はないです。
あるとしても
・めっちゃ簡単な文章に言い換える ・ジェスチャーで乗り切る ・Google翻訳を使用する |
残念ながらこれくらいしかないと思います。
あとはもう、英語のドラマとかを見ながら発音をマネたりしながら練習するしかないです。
僕はその方法をとっていました。
その他に、言いたい英文をGoogle翻訳に発音させてそれをマネしたりとか。
簡単に伸びる方法なんてものはありません。
結局本人の努力次第になってきます。
聞いて、発音してを繰り返す。その方法が遠いようで一番近いですよ。
泥臭く行くしかないです。
他のworkawayer(ワークアウェイヤー)のお話
今回であったworkawayerは1人。
・ドイツから来た18歳の男の子
WWOOF、workawayを何箇所もやってきましたが、僕より若い人は今までいなかったので衝撃でした。
2ヶ月前からずっとここにいるとのこと。
ドイツにいるときはベジタリアンだったけれど、ここに来て食生活が変わり肉も食べるようになってしまったようです。
聞いてみると厳格なベジタリアンというわけではなく、「肉は別に食べなくてもいきていけるよね」というスタンスだったようです。
こういう人は結構多いのだとか。
「ここでは、肉料理しか出ないから食べているけどドイツに戻ったらまた食べなくなると思う。スーパーで買おうとも思わないし。」
と彼は語っていました。
僕もオーストリアで肉を食べないベジタリアン生活を過ごしていたのでわかりますが、肉は食べなくても生きていけます。
不思議なことに、肉を抜いても「めっちゃ肉を食べたい!」ということもなかったですし。
それでも肉を食べるとやっぱり美味しいんですけどね(笑)
彼はホストさんと息が合うらしく、クリスマスもここで過ごすと言っていました。
workaway先の宿泊場所について
今回宿泊する場所はホストさん家の1室。
フカフカの椅子もあるし、ベッドもかなり大きい。
すごーく寝心地が良い。
大きさはそこまで広くなかったけれど、クローゼットもついており収納スペースはバッチリ。
ここは暮らしやすかったです。
ホストさんの家自体は2階建てで、各フロアにトイレと風呂を1つずつ完備。
シャンプーなどの石鹸類、バスタオルまで提供してくれたのでありがたかったです^^
workaway先の食事について
食事はホストさんがほぼ毎日作ってくれました。
すいません、写真がありません^^;
朝食は平日トーストと目玉焼き、休日はメープルソーセージとポテトパンケーキ。
パンは手作りでその上に手作りのジャムを乗っけて食べます。
ポテトパンケーキってなんだと思うかもですが、じゃがいもをペースト状にしてパンケーキにしただけ。
ハッシュドポテトみたいな感じです。
シンプルな料理ですが、パリッとしていてかなり美味しい。
昼食はホストさんがいるいないに関わらず、トーストか夕食のあまりを食べました。
家にあるものを勝手にって感じですね。
夕食はホストさんが盛大に料理してくれます。
ここでは毎日が肉料理で、緑色の野菜を見ることが少なかったです^^;
どんなものが出てきたかと言うと、
・ポークチョップ
・羊の肉を使ったスープ
・じゃがいもとニンジンのオーブン焼き
・色々な具材の入ったキッシュ
などなど。
特に羊の肉は初めて食べたのですが、他の肉と比べて匂いも良いうえに口の中でホロッととろけてとても美味しかったです。
ホストさんの友人が訪ねてきて一緒に食事をとることもありました。
workaway先での休日について
休日は全部で5回ありました。
週休2日というのが大きかったですね。
といってもホストさんが忙しいこともあり、ほとんど出かけられなかったです(笑)
町からは車で20分といった森の奥ですし。
なので映画見たり、英語の勉強したり、森の中散歩したり、三線弾いたりしてました。
休日ではなかったですが、毎週土曜の昼は町に降りてそこを散策させてくれたり、昼食をお店に食べに行ったりもしました。
トーテムポールの町と言われるだけあって、町中至るところにトーテムポールが存在しています。
解説文を読みながらトーテムポールを観察するのは興味深かったですね。
観光はそこまで多く出来なかったですが、ゆっくりすごすのも悪くなかったですよ^^
カナダでのworkaway(ワークアウェイ)体験はこんな感じでした!
カナダでのworkawayは自然に囲まれてとてもゆっくり過ごすことが出来ました。
ホストさんとのやり取りにかなり苦労しましたが、、、(笑)
英語の勉強はいつになっても続けないといけないですね。
英語に不安があったら、他のworkawayerがたくさんいるところの方が過ごしやすいですよ。
仕事の責任も分散されますので。
挫折は味わいましたが、振り返ると英語のスキルを高めることのできた良い経験だったと思います(笑)
大変なこともありますがやはりworkawayは楽しいです!
もし興味がありましたら、登録方法などを紹介していますので下のリンクからどうぞ!
それでは^^