WWOOF(ウーフ)体験記,日本編⑤ 埼玉のホストさんが提供していた広すぎる家で自作料理に奮闘した話。

こんにちは、5度目の日本国内でのWWOOF(ウーフ)を埼玉で行いましたジローです。

埼玉でのWWOOF先には2019年の6月20日から6月29日までの計10日間お世話になりました。

 

ここでのWWOOFはまさに1人暮らしのような体験ができました。

WWOOF先のホストさんが提供してくれた部屋(家)がめっちゃ広い。

 

自炊、洗濯、買い物、掃除、何から何まで自分次第。

1人暮らしをすでにやっている方には魅力的ではないと思いますが、実家暮らしの僕からしてみればまさにその時間は至福のひとときでした。

 

今回はそんな日本(埼玉)での「1人暮らしを満喫できたWWOOF」がどんな感じだったかをご紹介していきたいと思います。

 

一日の流れと仕事内容

いつもどおり表にまとめて一日の流れを紹介します。

一日の流れ

05:00 起床

05:30 きゅうりの収穫

08:00 朝食

09:00 ネギの畑の管理

12:30 仕事終了

13:00 昼食

13:00~ 自由時間

18:00 夕飯

22:00 就寝

ここでの暮らしは朝がかなり早かったですが、その分午後は自由時間というなんともラッキーな場所。

 

午後が自由時間となれば、その地域を散歩できたり自分の好きなことをする時間に当てられるので、僕はこういう場所が好きでした。

 

朝は5:00頃に起床して、仕事に行くための準備を済ませます。

5:30にホストさんと一緒にきゅうりの収穫へ。

きゅうりの収穫の様子

ビニールハウスが全部で5棟。小さいのが3棟と大きいのが2棟。

曲がっているきゅうりとまっすぐなきゅうりを選別しながら収穫していきます。

 

きゅうりの葉っぱはかなりトゲトゲしており、素肌に触れるととても痛い。

あと葉っぱも緑、きゅうりも緑ということで意外と収穫に手間取り、時間がかかりました。

収穫時期を過ぎてしまった大きなきゅうり

収穫には大体2時間半くらい時間が取られます。

収穫中は、ホストさんとほぼずーっと会話をしていたので時間的には早く感じました。

中国でコーヒーショップを経営していたこと、投資で1億儲けた話などなど興味深い話が多いホストさんでした(笑)

 

8:00になったら家に戻って朝ごはんを食べます。

それで9:00になったら今度はネギの畑へ。

 

やることは雑草をむしること。

岡山、熊本のときも同じような作業をしました。

どこへ行っても農家さんの敵は雑草のようです(笑)

 

 

ネギの小さな芽を引っこ抜かないように雑草だけをひたすらむしる。

 

これは一人での作業。

普通に音楽を聞いたり、1ヶ月後に海外に出るので英語のリスニングをしたり、今後何やりたいのかなってことを考えたりしながら作業してました。

 

単純作業ですが、自然に触れながら色々なことを考えられたのが良かったです。

ときには自然に触れながら、ゆっくりと考え事をする時間を持つのもいいですよね。

 

この時間ですが、ずーっと1人ということはなくホストさんも途中で来てくださり自販機で飲み物をおごってくれました。

 

12:30まで雑草を抜き続けたら仕事は終了。

家に戻って昼ごはんを食べたら後は自由時間です^^

 

自由時間ですが、ここの周りはなにもなかったので軽く散歩する程度で観光はしていません。

散歩が主でしたが、他にも読書したり三線を弾いたりしてました。

 

その他次のWWOOF先を探したり、海外に行く準備をしたり。

渡航まで1ヶ月を切ったのに海外でWWOOFさせてくれるホストさんが見つからず、かなり焦っていたのを覚えています(笑)

 

18:00あたりにご飯食べて、また同じように三線弾いたりして22:00頃に就寝。

そんな1日を過ごしていました。

 

ホストさんや他のWWOOFer(ウーファー)について

今回お世話になったホストさんと他のウーファーについてお話ししていきます。

 

今回お世話になったホストさん

今回は家族代々農家をしているホストさんにお世話になりました。

旦那さん、奥さん、2歳くらいの子供、旦那さんのお父さんとお母さんの5人。

ホストさんの家

お世話になったと言っても、ほぼほぼそこの旦那さんとのみ関わっていました。

 

そこの旦那さんは若い頃に中国で働いていたこともあり、中国語は堪能。

また中国で起業した経験もあってそれを活かして、農業関係で会社も持っていました。

あと、ネギの栽培でテレビに出るほどの実力者でした。

 

WWOOFのホストさんはかなりの実力者ぞろいですね。

 

他のWWOOFer(ウーファー)達

今回は他のウーファーはおらず、一人でのWWOOFとなりました。

ホストさん曰く、埼玉には観光名所がほとんどないから人があまり来ないとのこと。

 

ホストさん自身が中国で仕事をしていたことがあるのと、奥さんが台湾人のためここに来るウーファーのほとんどは中国系の人たちだそうです。

 

プロフィールに英語が話せないと書いているのに、英語しか話せない方からメールが来るから困るという話もしていました(笑)

英語できないからとWWOOFを断り続けていたら、人が来なくなってしまったので最近は積極的に受け入れているのだそうな。

 

宿泊場所と食事、休日について

次は宿泊場所と食事と休日に何をしていたのかについてお話ししていきます。

 

宿泊する場所

宿泊場所はホストさん家の庭に作られたプレハブ?のような感じのところ。

中身はすごく広い。1人暮らしするには広すぎるくらいで、普通に家族で暮らせる。

玄関から見た内観

テレビもあるし、部屋もリビングの他に2つ、洗面所まで。

キッチンの様子

トイレだけは家の外で仮設トイレでしたが、全然満足してました。

リビングルーム。テレビも冷蔵庫もある

ずーっと一人暮らしに憧れていたので、ここでの暮らしは非常に楽しいものでした。

僕が泊まっていた部屋

WWOOF先にもこれだけきれいな部屋を提供されることがあるんだなあと感動を覚えていました(笑)

 

食事について

なんとここでは自炊をしました。

材料はホストさんと一緒にスーパーに行って買ってもらうことが出来ました。

卵から肉からコーヒーまで、色んなもの買ってもらいました。

 

野菜は買ってもらったものの他にホストさんが栽培しているきゅうり、じゃがいもなどももらえるという仕様。

 

僕が食べていたものと言えば、

朝ごはんは卵かけご飯+味噌汁かトースト。

昼ごはんと晩ごはんは毎日材料見ながら適当に作っていました。

肉じゃがを作ってみた

僕自身、料理をするのがかなり好きなのでここでの暮らしをかなり楽しんでいました。

チャーハンにきゅうりを入れたらどんな味になるのか、肉じゃがをめっちゃ煮詰めたらどんな味になるのか、とか色々試す毎日。

結局はかんたんに作れる炒めものが多くなってしまいましたが(笑)

きゅうりが多すぎたのでチャーハンの具材として使ってみる

ホストさんにお世話になりましたという意味も込めて、最終日の2日前にはチーズケーキを作ったりもしました。

「スイーツに初挑戦!」ということでしたが、作るのがかなり難しい。

オーブンがなかったので炊飯器でできるチーズケーキを作りましたが、味がない^^;

 

メレンゲも泡立てるの難しいし、パティシエって相当すごいんだなあと思った日でした。

チーズケーキ

 

そして、最終日だけはそこの旦那さんと食事に出かけました。

僕の今後であったり、旦那さんの野望を語り合ったりと良い時間を過ごすことができました。

 

この話し合いの結果、僕は中国に留学することが決まりました。

ホストさんが「一度は中国に行ってみてほしい!」と猛プッシュしてきたのでやってみることに。

 

どうなるかが楽しみです。

 

休日について

滞在日数が短かったので休日は1日のみ。

しかもその休日は雨だったので、どこにも行かず家で1日中三線を弾いていました(笑)

ホストさんの家の1室じゃなかったので、大きな声で弾き語りしても邪魔にならないのがとても良かったです。

 

ホストさんたちも、雨だとやることは少ないので収穫時期でなければ1日ゆっくりしていることもあるのだそう。

 

埼玉でのWWOOF(ウーフ)はこんな感じでした!

埼玉ではホストさんとガッツリ関わることはなかったですが、ゆっくりと田舎で過ごすという面では良いのかなと思いました。

けれどホストさんと一緒に食事をしながら話したり、長い時間一緒に関われないのは少しさびしい感じもしました。

 

それでも僕は一人暮らしを謳歌できたので十分満足しています^^

WWOOF先々で違った経験ができるのは本当に面白いですよ。

 

それではこのへんで。ではでは。