フィリピン探訪記:5日目

フィリピン探訪記:5日目

朝起きると今日もフィリピンは快晴だった。

フィリピンは熱帯に位置するので基本的に暑いのだが、日本のように湿気がほぼないので暑いと言っても日陰に入れば、意外とそんなに暑くない。

この日も、同じように快晴で暑かったのだが、梅雨時の日本のような不快な感じは全くなかった。

 


(干潮により干上がった海)

さっと身支度を終え、コテージの縁側に出て、昨日欄干にかけて干しておいたバスタオルを回収する。

が、何故かバスタオルがない。

嫌な予感がして下を見てみると、やはりあった。


(柱の陰にバスタオルが落下していた)

欄干にかけておいたときに飛ばされないために重りは乗せておいたのだが、そんなのお構いなしに吹き飛ばされていた。

タオルの回収から1日が始まるという、何とも微妙な幕開けとなった。

 

(タオル回収のシーン、回収するまでに少し流されていた)

 

その後、みんなで朝食を食べてビーチバレーをすることになった。

日本チームとフィリピンチームに分かれて、国際親善試合が行われた。

 


(バレーボール、試合の結果は忘れた笑)

 

バレーで一汗かいた後は食堂に行き、ブラックコーヒーがあったので、みんなでここぞとばかりに注文した。

 

(ブラックコーヒー、さすがにリゾート施設のコーヒーは普通に美味しかった)

このとき「fifty Peso(約100円)」「fifteen Peso(約30円)」と聞き間違えて「えー、めっちゃ安いじゃん」なんて勘違いするという中学生レベルのミスをやらかしたのはここだけの秘密である(笑)

 

その後、昼食の時間となったので、再びみんなが食堂に集まり、昼食を取る。


(この日、出てきた料理、ちなみに真ん中は牛骨のスープ。牛骨の塊が入っていた)

 

昼食後はチェックアウトの時間になったので、それぞれ荷物をまとめ始める。

荷造りを始めた時点で、すでにチェックアウトの時間になっていたが、もうそんなことを気にする人は誰もいなかった(笑)

結局、このときも30分ぐらい時間をオーバーしてチェックアウトした。

(最後に記念撮影、左の建物が食堂、後ろはプール)

 

その後、ワゴン車に乗り込みヴィーノの家に向けて出発した。

この日は、移動日で特に予定はなかった。

というより、6時間+6時間の距離を移動してきたので、帰るのに必要な時間は約12時間。

そもそも他に予定を入れられなかったのである。

そんなこんなで出発して、後は到着するのを待つだけとなった。

 

途中、マニラ周辺で大渋滞に巻き込まれたり、人やバイクや車でごった返している路地道を突っ切っていったり、クラクション連発だったり、基本的に飛ばしまくっていたりと、あまり穏やかな道中ではなかったが、何事もなくヴィーノの家に到着したのが、出発して約10時間後だった。

予想より早い到着になり、長旅で座ることに疲れていたメンバーにとってはありがたいことであった。

 

その後、当然のように用意されていた夕食を食べたところで一部のフィリピンメンバーはそれぞれの家に帰ることになった。

ここまで同伴してくれたフィリピンメンバーだったが、みんな仕事や学校がある。

中にはこの旅行のために仕事を前倒しで終わらせて、強引に時間を作ってくれたメンバーもいた。

単なる旅行者の日本人メンバーとは違って、みんな帰るべき日常があるのだ。

 

なので、帰るフィリピンメンバーにはお礼を言い、この日は解散となった。

その後、一部の日本人メンバーで深夜4時近くまで語り合っていたが、内容が濃すぎるのでここでは割愛させて頂く(笑)

フィリピンに滞在するのもあと2日。

始まる前は「1週間か、かなり長いな」なんて思っていたが、気付いたら終わりが見えていた。

残り少し。

最後の最後までフィリピンでの生活を楽しもうと改めて思った。

 

フィリピン探訪記5日目 fin