旅人なら常識!ホステルとホテル、ゲストハウスの違いを世界一周した僕が徹底解説!

どうも、こんにちは。ジローです。

皆さんは、旅行先で宿泊場所を探す際にホステルという単語を見たことがありませんか?

その単語を見たとき、きっと誰もがこう思ったことでしょう。

あれ、これってホテルと何が違うの?

「ス」の文字があるかないかの違いですしそう思いますよね。

 

けど実は、ホステルってホテルとはちょっと違うんです。

今回は、実際泊まってみた僕の経験も踏まえてホステルとホテルは何が違うのか?についてわかりやすく解説していきます!

料金や、部屋の環境、アメニティーグッズの違いなどを分けて解説しているので、この記事を読み終わったらホステルとホテルの違いが理解できるようになりますよ^^

 

ホテルとホステルの定義は?

 

まずは、ホテル営業とホステル営業の定義を理解しておきましょう。

一般的に、ホテル営業は

洋式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業である。

厚生労働省 旅館業法概要より引用ー

このように定義されています。

別の言い方をすると「客室ごとにベッドや机、バスルームなどがあり、タオルや歯ブラシなどのアメニティーグッズが用意されている施設」と、言ったところです。

 

一方のホステル営業は、明確な定義はありません。ですが、ホステルは簡易宿所営業に分類されるので、簡易宿所営業の定義を理解しましょう。

簡易宿所営業の定義

 宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を設けてする営業である。例えばベッドハウス、山小屋、スキー小屋、ユースホステルの他カプセルホテルが該当する。

厚生労働省 旅館業法概要より引用ー

簡易宿所営業というのはこのように定義されています。

なのでホステルを別の言い方で説明すると「宿泊客同士での交流の場が設けられた低予算型の宿泊施設」です。

 

ゲストハウスやモーテルとの違いは?

ホテルとホステルの違いについて解説していく前に、よく同じように扱われるゲストハウスやモーテルについて説明しておきます。

 

ゲストハウスって何?

 

まずはゲストハウスについて。

ゲストハウスはホステルとよく似ています。

主な共通点としては、

  • 宿泊料金が安い
  • 相部屋が基本
  • 宿泊客同士でコミュニケーションが取りやすい
  • トイレやバスルームなどが共用
  • 無料のアメニティグッズがない

ことなどです。

 

大きな違いとしては「24時間対応のフロントがあるかどうか」があげられます。

ホステルはホテル同様に、しっかりとしたフロントサービスがあります。

一方のゲストハウスは、個人経営や家族経営などの小規模施設が多く、ホテルのようなフロントがないことが多いです。

モーテルって何?

 

次にモーテルについて。

モーテルはアメリカ発祥で、英語で書くと「motorists’ hotel」となります。

ジロー
「motorist」とは「自動車を運転する人」の意味です。

つまり、モーテルは「自動車旅行者のためのホテル」というわけです。

なので多くのモーテルは都市部ではなく、高速道路わきなどの町の郊外に位置していることがほとんどです。

 

ホテルという類に入りますが、低価格で宿泊できるのがウリということもあり、食事がついていなかったり、タオルなどのアメニティーグッズは必要最低限ということが多いです。

また、部屋への行き方が独特でフロントでチェックインした後に、一度外に出て車で宿泊する部屋に向かいます。

通常のホテルと違って、部屋のドアが外に面しているのもモーテルの特徴です。

 

ホステルとホテルの違いはコレ!

それでは、ここからはついにホステルとホテルの違いについて解説していきます!

ホテルと比べてホステルというものがどう違うのかということを

  • 料金について
  • 設備とサービスについて
  • 環境の違いについて
  • 安全性について
  • 予約方法について

の5つの観点に分けて紹介していきます。

 

ホステルの料金について

 

まずは料金について。

ホテルの種類にもよりますが、一般的にホテルに宿泊する料金は4000円~数十万と幅が広く、その価格は高価であると言えます。

ジロー
その分、食事などのサービスの質が高いんですけどね笑

一方のホステルは1500円~3000円程度とかなり格安で泊まれます。

海外のホステルともなると500円~1000円前後で泊まれるところもあります。

「泊まって寝られればいい」ということに重きを置くなら、ホステルがいいですね。

特に、世界一周をしている旅人ならお金を節約するためにもホステルを利用することをオススメします。

 

ホステルの設備はどうなっている?サービスは?

 

このように料金の安いホステルですが、設備やサービスはどうなっているのでしょうか?

ホテルの場合、通常はお客さんごとに1部屋、プライベートな空間が与えられますよね。

ホステルの場合は、基本的には相部屋でありベッドも二段ベッドで窮屈な場合が多いです。

 

また、シャワーやトイレも共用であるためお互いにトラブルにならないように配慮する必要があります。

そして、食事などのサービスですがホステルだと基本的についてきません。もちろん、タオルや歯ブラシなどのアメニティーグッズも用意されていないことが多いので、自分自身でそれらを持参する必要があります。

ジロー
一人の空間でゆっくり快適に過ごしたいという方には、ホステルは向いていないかもしれません。

ただ、日本も海外も食事がつかない代わりに自炊スペースが有ることが多いです。

 

ホステルは外国の人が多い?どんな環境?

 

先程述べたように、ホステルは基本相部屋でプライベートな空間はありません。

ですが、ホステルでは宿泊客同士がコミュニケーションを取りやすいように、大勢が集まることのできるリビングなどの共有スベースが設けられています。

そこで旅人同士コミュニケーションを取り合うというのが一般的ですね。同室の人以外とも交流ができるので、様々な人と親睦を深めることができますよ。

 

日本国内の場合は、海外からのお客さんが宿泊していることも多いです。なので、積極的に話しかけていけば英語の練習にもなります。

また、かなり仲良くなれればその人の出身地へ旅行して会いに行くことも可能です。

 

ホステルの安全性はどうなの?

 

ここまで見てきたように、ホステルは相部屋ではありますが格安で泊まることができます。

相部屋となると心配なのがその安全性ですよね。

結論から言えば、ホテルには劣りますが安全だと言えます。

最近では、男性と女性で部屋が分けられているホステルが多くなっているので、寝ている間に問題が起こることもほぼありません。

 

と、言っても一番心配なのが貴重品ですよね。

日本国内のホステルなら割と安心して泊まれますが、海外で泊まるとなるとやはり注意が必要です。

寝ている間にモノを盗まれるとかよく聞きますからね。

ジロー
実際、僕の友人はブランド品のネックレスを付けて眠り、それを盗まれてしまっています(苦笑)

高価なものは旅に持っていかないほうが無難です。

 

基本的には、盗難防止のために各利用客に鍵付きのロッカーや金庫が用意されていますのでそちらに荷物を入れて管理しましょう。

念の為、貴重品の入ったかばんは南京錠などを持参して二重ロックをしておくことをオススメします。

そして、二段ベッドといえどもカーテンは備え付けられています。寝るときにはしっかりカーテンを閉めて寝るようにしましょう。

 

どのように予約すればいいのか

 

予約の方法ですが、ホテルでもホステルでもインターネットでの予約が浸透しています。

なのでクレジットカードは絶対に必要になりますね。

クレジットカードについてはこちらの記事からどうぞ

 

予約サイトですが、最もオススメなのが【Booking.com】 というサイトです!

最近はアプリも登場しているみたいです。

Booking.comの特徴としては

  • 日本語対応サイト
  • 口コミ数が多い
  • ホテルもホステルもあり掲載数がダントツで多い
  • 対応しているエリアが豊富
  • 現地支払い可能かつ、直前までキャンセル可能

と、非の打ち所がありません笑

ホテルやホステルを予約するならぜひ利用してほしいサイトです。

 

海外でホステルに泊まった体験談

 

最後に、僕が海外でホステルに泊まった体験談を話そうかなと。

僕は世界一周中に一度だけホステルに泊まったのですが、正直いうとソリに合わなかったです。

というのも、どうしても周りの音が気になるしノリが合わなかったためです。

相部屋になった人が3人全員フランスの方で、フランス語で会話をしていました^^;

加えて僕が到着した頃には輪に入れないくらい仲良くなっちゃっていたんですよね。

 

軽く英語で挨拶はしましたが、フランス語をしゃべれないのに加え、歩き疲れて会話に入る気力がなかったので仲良くなることは断念しました(苦笑)

ジロー
まあ、英語が苦手でもコミュニケーションとる努力をしていれば、普通に仲良くしてくれますよ^^

言語がほぼ通じなくても生きていけた、フランスでの農業ボランティア話はこちら↓

肝心の部屋の中身ですが、二段ベットが3つの計6人が泊まれる感じでした。共用のシャワーやトイレはまあまあキレイで文句はなかったです。

ただ、日本と違って素足で回ることはないのでサンダルとか履物は必須ですね。

 

設備はある程度満足できましたが困ったことが一点。

ジロー
なんと、このホステル個人用のロッカーが設置されていなかったです^^;

なので、荷物は全部自分のベッドの上に置いて管理することに。

念には念を入れて、持っていったバックパックには南京錠をつけ、その他サブバックと一緒にベッドの手すりに自転車用のチェーンで繋いで盗難に備えました。

幸いにも二段ベッドの上段でカーテンが付いていたのでそこは良かったですし、無事に何事もなく朝を迎えることができました。

 

そうは言ってもホステルでは荷物の心配をしながら寝るので精神が休まらなかったと、言うのが僕の印象です。

ジロー
他の場所では普通に個人用ロッカーがあると聞くので、今回は僕の運が悪かっただけですけどね(苦笑)

 

ホステルは嫌だけど格安で泊まりたいならAirbnb(エアビーアンドビー)がオススメ

このようにホステルに合わなかった僕ですが、旅人の身でした。流石に割高なホテルに泊まるわけには行きません。

そこで利用していたのがAirbnb(エアビーアンドビー)です。

*Airbnb(エアビーアンドビー)を簡単に説明すると、空き部屋を貸したい人(ホスト)と部屋を借りたい旅人(ゲスト)をつなぐWebサービスです。

これを使うことで現地の家の一室に泊まることができ、その暮らしを垣間見ることもできます。

エアビーアンドビーは、ホストさんとの交流を迫られることなくプライベートな空間でのびのびできましたし、設備もホステルと比べて豪華です。

ノルウェーで泊まった部屋

タオルを貸し出してくれたり、洗濯機を使わせてくれたり、台所を使わせてもらえたり。時には朝食を提供してくれるホストさんもいました。

ガラス張りのシャワーやジャグジー付きのバスルーム

基本的に、宿泊する部屋にはカギをつけてくれているのでモノが盗まれる心配もありません。

なにより、ホストさんの評価は事前に見られるようになっているので安心です。

 

ホステルのように1000円台で泊まれるということは少ないですが、平均3000円程度でWi-Fi付きのプライベートな空間で暮らすことができます。

なので、ホステルは嫌だけれど格安で泊まりたいという方はAirbnb(エアビーアンドビー)を利用してみることをオススメします!

 

世界一周するならホテルとホステルどっちがオススメ?

ここまで、ホテルとホステルの違いを主に説明してきましたが、最後にどのような人がホテルを使うべきか、ホステルを使うべきかをまとめておきます。

ホテルがオススメな人は

  • 短期海外旅行者
  • ある程度お金を持っている人
  • ゆったりプライベートな空間で暮らしたい人

ですかね。

一方で、ホステルがオススメな人は

  • 世界一周をしているような旅人
  • お金を節約したい方
  • 他人と相部屋でも気にならない人

ですね。

やはりホステルは色んな人と出会いたい、お金を節約したいという旅人の方に合います。

ゆっくり他人を気にせず休みたいという方には向いていないです。

ただ、僕のように世界一周している旅人だけどホステルが嫌だと言う方はエアビーアンドビーを使ってみてもいいですよ^^

世界一周をするという方は、一度はホステルを試してみることをオススメします。

 

皆さんよい旅をおくってください!

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!